お庭の印象が決まる!
オープン外構とクローズ外構の違い
それぞれメリットとデメリットがありますが、その地域によって合わせていかないといけない所もあると思うので、自分たちがお庭を作るときはどうするか、まずここを考えてみましょう!
オープン外構とは
オープン外構とは、家の周りを塀やフェンスで囲わない欧米などの家に良くみられるタイプです。
もし車の台数がこれから増える場合は、完全に塀で囲ってクローズ外構にするのではなく、オープン外構にしておくと後々の工事の手間がかなり短縮されます。
オープン外構といっても完全に敷地内が丸見え、というわけではなく、門まわりやリビング前は塀を設置することもできる(セミクローズ外構)ので、希望に沿ったデザインは可能です。
メリット
(1)風通しが良い
(2)明るくて開放的
(3)外壁を立てないので費用を抑えられる
デメリット
(1)外部から中が丸見え
(2)部外者が侵入しやすい
(3)子どもが飛び出す危険性がある
クローズ外構とは
道路や近隣からの視線を遮るようにフェンスや塀で家を囲うような外構をクローズ外構と言います。最近ではブロックやフェンスだけではなく、植栽や生垣をうまく利用してクローズ外構にされる方も多くみられます。
メリット
(1)外部から家の中を見られにくい安心感
(2)プライバシーが守られやすい
(3)防犯性が高まる
デメリット
(1)風通しや遮光性が悪くなる
(2)外交費用が高くなる
(3)死角部分は防犯性が弱まる
クローズ外構の種類
生垣外構
生垣は緑が豊富で明るい印象を与えることができます。
ブロック塀より開放感もあるので人気ですが、育てる手間と、伸びた時剪定をしなければいけないので、草木の世話をすることが好きな方にお勧めです。
フェンス
フェンスは設置も比較的簡単で、完全に視線をシャットアウトするものではないので、風通しもよく遮光性も悪くありません。また、塀よりも軽いので、地震で倒れることがあっても事故などの被害も少なくすることができます。
ブロック塀
高さのあるブロック塀は、外からの視線を完全にシャットアウトすることができるのでプライバシーが確保され、見られる不安なく心地よく過ごせるでしょう。
しかし、あまりに外から見られない状況は、誰かが侵入していても気づかれない、ということにもなるので、死角を作らないよう、ブロック塀に模様のように穴を空けられることもお勧めです。